MOTORWORKS「Missing Piece」を買いました。

発売から一週間も経ってからようやく買いました。
MOTORWORKS、実は私は彼らの正式おひろめである今年6月にあったイベント「club Teenage Symphony 06」にも行ったくらい好きなんです。

理由の一つ目は、私、ベースの田村氏が大好きなんですよ。
高校生の頃、私にとってスピッツは神様の一人でした。
いまだに、高校生時代を思い出すと、阪神淡路大震災で校舎が壊れて立て直すことになり、一時的にグランドに設置された仮設校舎の中で友人と一緒に「バニーガール」や「夕陽が笑う、君も笑う」なんかを口ずさんでる姿が思い浮かぶのです。あれから10年経っても、いまだに新曲を待ち望むバンドの一つです。すごいです。
だけどはじめはマサムネさんしか個人認識していなくて、そして、はじめて生で見たスピッツの演奏(ワンマンじゃなくてイベント)で見た田村さんに衝撃を受けたのです。
あの暴れっぷり。
マイクをなぎ倒し、ベースとは思えない勢いで動きまくる田村さん。
目に焼きついて離れず、偶然陣取った田村さん前にて、マサムネさんを見るつもりが気づけば半分以上も田村さんを見ていたというあのファーストインプレッション、強烈でした。
田村さんのベースは、男気とか骨太とか、そういう台詞が似合うと思うのです。
存在感があるのにメロディーを邪魔しなくて楽しそうで漢(オトコ)な田村さんのベースの、私は多分ファンです。かなりめにミーハーに。生では3回くらいしか見たこと無いんですが。

理由の二つ目は、Spiral Life石田ショーキチさんですよ。
昔からSpiral Lifeの名前を知っていたのにまともに聴いたことがなくて、ところがふと遊びにいった友達の家に転がっていた「Freaks of Go Go Spectators2-sell out-」を友達が良いよと勧めるのでデッキに放り込み再生ボタンを押したらば、すぐに虜になりました。
ポップで明るくて退廃的で綺麗で、世界の上をふわふわと優しく漂うメルヘンな世界。
演劇集団キャラメルボックスという劇団のプロデューサーである加藤昌史さんが最高級の賛辞を送っていた理由をその時になって悟る私。ZABADAKも良かったんだから素直にSpiral Lifeも聴いておけばよかった……というわけで速攻ほかのアルバムも聴いたのはなんと今年に入ってから。

そのお二人がバンドやるって聞いたら、行くでしょ「club Teenage Symphony 06」@渋谷クラブクワトロ
ついでに思い出して書くけど、あの時は大変でした(笑)
MOTORWORKSの始まる直前、私はモッシュゾーンで詰まってくるあたりのちょうどギリギリ境目のまだ隙間が開いてるあたりにいたんです。
開演前。
つい癖でスピッツ時の田村さん立ち位置側の下手にいた私は、なんだか目の前に準備されていたマイクの位置が高いこと、そして逆側の上手のマイクが低いことに気づき、会場でたまたま一緒に話していた人(ショーキチさんファン)と、もしかして石田さんと田村さんの立ち位置は逆かもねと話してたんですよ。
そうしたら前の方にいたお嬢さん方も気づいたらしく、いきなり巻き起こる大移動。
田村さんファンの女の子数名に突き飛ばされる私。
ちょうど私の前に通りやすい隙間があったんだね!(怒)
と思ったのもつかの間。
今度は逆側からショーキチさんファンの大移動。
そしてもう一回田村さんファンの……。
合計3回も突き飛ばされてよれよれになった私でした。
まあ好きな人を見たい気持ちはわかる、けど……。・゜・(ノД`)・゜・。
しくしく。
結局私はそのままショーキチさん側でノリノリで鑑賞し、ライブが楽しかったのですっかり上機嫌になり、その話してた子が池袋にホテルがあるというので一緒に山手線乗りながらトークなどしていたのです。そうしたらその人が「田村さんのおくちはちゅーちゅーたこかいなの口でかわいいね」と褒めてくれました(褒めてるのか?)
そんな思い出。

それはともかく「Missing Piece」ジャケット内部のショーキチさんのメガネに噴出す。SPEEDERの時といい、ショーキチさんのメガネは光らせなければならないのですか!

本当はお金がきついし、今月末にはすぐアルバム出るから、「Missing Piece」は買わないでおこうかとも思ったのですが、結局買ったのは、工具セット欲しいんですよ!
WOMENのオリジナルトートバッグなんか別に欲しくないのだ。工具セット真面目に欲しいです。芝居の仕込みでもバラシでも日曜大工でもなんでも使います。MOTORWORKSロゴかわいいじゃないか! 応募しますよ。当たらなかったら悔しくて泣きそうです。泣かないけどナ。