MOTORWORKS「1-2-3-4 MOTORWAY」「BLAND-NEW MOTORSHOW」
- アーティスト: MOTORWORKS,石田ショーキチ,黒沢健一
- 出版社/メーカー: Dreamusic
- 発売日: 2005/03/02
- メディア: CD
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- アーティスト: MOTORWORKS
- 出版社/メーカー: Dreamusic
- 発売日: 2005/03/02
- メディア: DVD
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まずはシングル。1-2-3-4 MOTORWAYの方はライブで聴いた時よりもレトロでクラシカルな印象を受けた。ライブで聴いた時はスピード感のある曲だと思ったんだけど、実際はもう少し重厚な感じがして、これがすごく良い。特に詩が、内容はストレートなのに選ぶ言葉が退廃的で、イメージが浮かんでくるのが凄くいい。
そしてプラスティック・ソング! ライブで聴いた時から「やばいこれ私好きそうな曲じゃないの?」と思っていたけれども(多分に田村さんコーラスというポイントで点数が上がっていたのも否めないけれども)CDで聴いてみたらやっぱり良かったよ。いくつも声と言葉が重なってイメージが膨らんでくる中盤以降が特に良い。黒沢氏ボーカル石田氏コーラスは勿論申し分もないんだけど、よくよく聴くと田村コーラスがとても甘い声なんだ……言葉どおりのプラスティック、言葉どおりのプラスティック、誰かのためのプラスティック、あはははははなんか照れる(なんでだよ) そんなミーハーな戯言はさておき、非常にいい曲だと思います。この曲をライブで弾く田村さんが両足揃えてぴょこぴょこ揺れてるのがすばらしく可愛いんだよね〜。
そしてDVD。感想なんてここに書ききれるわけもございません。あの楽しかった空気がわりとそのまま忠実に詰め込まれているいいDVDだと思います。ドキュメンタリーの方は、メンバーのお互いへのコメントがすごく良かった。ホリさんは一歩引いてみんなを見守るキャラなんだなあとか、ショーキチさんはプロデューサーが身についている人なんだなあとか、黒沢さんは音楽に生きる人なんだなあ指細いなあ色白いなあとか、そして田村さんは、全く予想に違わぬそのままのコメントを皆さんから頂いていて笑っちったよ。ショーキチさんの田村さんへのコメントがいいね。存在自体がポップ、いるだけで周りを明るくする人とか、誉めすぎ誉めすぎ! でも田村さんのそういうところが好きだー。全編通して繰り返されていた、自分たちが楽しいと思うことを仲間うちで楽しくやっているだけだ、というそのスタンス。そのスタンスでこういう音楽を作ってくれるのならこれからも是非続けていってほしいんだけどな。気が向いた時だけでもいいから。あのう、あなたたちが楽しければその空気は伝播するんですよ、こっちに。私はそれを望んでいるんですよ。田村さんに「俺は楽しいんだよ文句あるか!」な空気をぶつけられるのが望むところなわけですよ。田村水かぶって低音ベースで踊り、ホリさんのリズムに乗って、黒沢さんの美声に煽られて拳振り上げて、石田コーラスと毒舌MCに酔いしれたいわけですよ。時間ないなら、新曲出さなくてもいいからライブだけでも、リーダー石田ショーキチさん、ひとつよろしくどうぞ。
ミーハーな発言をもうひとつすると、PALE ALEとThe Slideで飛び跳ねてる田村、プラスティック・ソングで揺れる田村とそのコーラス、そしてHEAT WAVEにならあと5000円でも払える。あ、あとDANCE TO GOD。あと黒沢さんと交差するみたいに揺れてる田村、ってダメだひとつじゃ収まりません。ギブアップ!