劇団四季「アンチゴーヌ」@自由劇場を観劇。

私は日頃から小劇場系の演劇を好んで見るほうで、劇団四季を見るのはほんの二回目。前回見たのは「李香蘭」 それがイマイチ感動しなかったのでずっと見ていなかったのだけど、今回、チケットが半額になるという連絡が入ったので行ってきた。が、しかし、古代ギリシャの重々しい雰囲気を出すためか知らないけれど照明が暗くて見づらく、さらに舞台に動きがなくて参る。自由劇場というのは、劇団四季の所有劇場の中でもかなり小さめで、それもあってか歌や踊りは全くないお芝居で、なにしろ本当に動きがないし、役者の台詞のやりとりにもやたらと装飾が多い、とうとう後半アンチゴーヌと王様クレモンが「お前を助けたいんだ」「いいえ、あなたは私を殺さなければならない」のやりとりをするあたりでぐったりとなってしまった。こういうギリシャ悲劇というのは、いろいろ文化の壁もあってどう楽しめばいいのかわからない部分もそもそもあるのだが、それでもなんとなくすごいぞと納得させてくれるものもなく、正直辛い2時間だった。
でもライオン・キングかCATSは一度は見に行ってみたいんだよね。