MOTORWORKS "BRAND-NEW MOTOR SHOW" @東京SHIBUYA-AX 行ってきました

MOTORWORKSのTシャツロゴ

今日もばっちり田村さんの水を浴びてきましたよ。
恒例の水撒きに磨きがかかってました。いつも通りにやにや楽しそうに笑いながら近づいてきた田村さんに、お客も水撒き悟って思わず笑い声がこぼれた瞬間にすかさず来ました。浴びました。最高! さらに連続でもう一回。演奏中もそそくさと水を届けに来るスタッフから受け取ってはぶちまけ、受け取ってはぶちまけて、都合4回くらいは撒いていたんじゃないですかね。ってかスタッフ公認ですかその水撒きは(笑) 黒沢さんの近くで水を撒いた時に、黒沢さんにがしっと肩を捕まえられていて、多分黒沢さんは田村さんが側に来たから何気なく肩を組んだだけなんだろうけど、それがまるで「いい加減にしろ!」と怒られているように見えて少し面白かったですよ。
以上、田村の水にまつわるエトセトラ、終了!
次は、田村のバナナにまつわるエトセトラ?(笑)
田村さんがいきなりMC中にバナナ食べてるんです。ホリくんに指摘されて思わず笑いが起きました。石「うちのバンド、バナナ許可してますから」田村さんもぐもぐとバナナを食べながら何か喋ろうとした瞬間に、石「ところで真面目な話に戻りますけど……」出鼻くじかれる田村さん。石「あっゴメン、何か言おうとした?」田「……いや真面目な話、バナナはいいよ」田村さん食べ終わったバナナの皮を黒沢さん側の床に置く、黒沢さん近寄ってつるっと滑る真似。黒「いやマジで滑るよこれ!」石「そういう小芝居ばかり上手くなるのは歳取った証拠だねー」
アンコール、石田さんも田村さんもバナナ食いながら出てくる。田村さんバナナ(食べかけじゃないやつ)を客席に渡そうと差し出しておきながらひっこめて渡さないフェイント。黒「舞台の上で物食べられるってすごいと思うよ。普通食えないよ」石「いや普通食えるよ」黒「しかも石田、仙台かどっかで腹減ったつってサンドイッチ食べてたし、普通食えないよ(笑)」それは黒沢さんがボーカルだからじゃないかなあ。アンコール曲終わった後で、田村さんバナナを客席に一本、そしてもう一本と放り投げてました。バナナに群がる手・手・手。サルになった気分です。バナナ食べたいぞ。
以上、バナナにまつわるエトセトラ終了。
今回は全然MCを覚えていなくて真っ白なんですが、覚えてることだけ順番に。記憶だけが頼りなので間違いはご容赦を。セットリストは公式HPに上がることでしょう。
今日はテレビの生中継が入ります。DVDにも収録されます。黒「目立ちたい人は目立つようにしておけば、高い確率で映ります。今日を記念にしたい人は是非」石「おかあちゃーん、とか叫んどけば目立ちます」客「おかあちゃーーん」石「ハイ今のカット! 俺がミックスするから、容赦なくカットします」いや生中継のほうはカット出来ないぞ。
10月から12月まで間が空いたツアー、その空白にMOTORWORKSはただ遊んでいたわけではなく、新曲を作っていました! 石「どうせ俺たちのことだからこれで解散だとでも思ってただろう! 残念だったな!」全然残念じゃないっすよもう、小躍りっすよ。分かってて言ってるあたりがこにくらしいのだ。黒「じゃあ、もう解散だと思っていた人たちに送ります、新曲」新曲はなかなかノリの良い曲。黒沢と石田のツインボーカルが冴えてます。石「新曲タイトル決まってなくてさー。ワンツースリーフォーファイブシックスセブンエイトってところがあるからもうワンツースリーフォーファイブシックスセブンエイトでいいじゃん、とか、長いからワンツースリーでいいじゃん、とかね」石「プラスティック・ソングのリミックスとカップリングにして、今回のツアーDVDと同じ日に発売されます」黒「まだどっちがA面か決まってないんだよね」石「A面とか言う言い方がもうね。レコード世代だね。俺ら三十路バンドだからねー」田村さんが袖のほうでスタッフさんとなにやら喋っているのを指して、石「歳の話になるとすぐそうやって離れていくんだからー(笑)」実際は田村さんはベースを交換していたみたいです。
黒「今回俺は目標があって、MOTORWORKSだけにツアーを全て車で移動しようってことになってるのね。途中、新幹線とかも用意してあるんだけど、できるなら使わず車で全国移動したいです」石「俺自分の車で行くからね」黒「えっそうなの、ワゴンじゃないの?」石「嘘だよ! 俺の車で行ったら途中で止まるよ。三回くらいJAF呼ばなきゃダメだよ」石「俺ら今日から毎日が忘年会だから」楽しそうだなMOTORワゴン。あいのりさせて下さい(番組が違います)
何故か田村さんにスター! の掛け声がかかり、一時盛り上がる。田「いやスターでもいいんだけどさ……石田さ、赤いツナギ着るとデカイよね?」今日の石田さんは目立つ赤色ツナギ。田「さっき演奏しながら石田のほう行ったんだけど、アルプス山脈みたいにでかくて、俺は圧倒されてすごすごと戻ってきました」いやそれって田村さんや黒沢さんがちっさ以下略。石「いやー普段俺らレースとか出たりするんですけど」田「俺らって、俺やんねーよ(笑)」石「いや、俺の尊敬する仲間たちとね、よくレースとか出たりするんですけど、普段は絶対赤いツナギは着ないね」黒「そうなの、なんで?」石「いや赤いツナギっていうと俺らの間では特定の車種を指す……」黒「ああー」石「俺、その車種を目の敵にしてるからね」
石田家の猫の話。石「俺の家、今猫が二匹いるんだけど。あ、言っとくけど俺猫好きじゃないから(客「えー」)ただ、放っとくと死んじゃうような状態の猫をやむをえず保護して、まあ俺の家に来ればエサぐらいやるよ、ってやってたら家から出て行かなくなるんだよね。ただそれだけだから。それで今いる猫は寺田さんから預かってる猫なんだよ。今日、寺田さん来てるはずなんだけど(と二階席を指す)俺の母体のスクーデリアの寺田さんが『俺の家子供いるから預かってよ石田くん』って言って預かって、もう10年になります! その猫がよくねずみとか捕まえては見せにくるのね。それで昨日なんかレバーみたいなものを持って帰ってきて…しかも三つくらい、ビニールに入ってるやつを。ああこれはどっかで盗ってきちゃったなーとか思って。マットの上にひろげたからマット汚れるし、捨てちゃったんだけど、後で気づいたんだけど、そのレバー、白かったのね。豚のレバーなら赤いじゃん。牛も赤いじゃん。鶏ならこんなデカイわけないじゃん。で考えると、あれってフォアグラじゃん! みたいな。しかもきっとどこかのシェフが仕入れてきたようなヤツ。猫がガツガツ食っててさ、俺は『そんな汚いもん食うんじゃない!』って捨ててたよ。そんなわけで、昨日、厚木あたりで、19時50分くらいにフォアグラを盗られたという被害者の人、申し出てくださいましたら、寺田さんが払います!」
石田さんに客が何か話しかけるがイマイチ聞き取れない。んっ? という顔をして石田さん「私語は慎んでくださいネ」
ラスト近く、メンバー紹介。石「さっきメンバー紹介しようとしたけど猫の話しちゃったから」石「ベース、スター田村!」客からスター!の掛け声。田「ぶっちゃけこういうところでの休憩がきついんだよね。このまま勢いで突っ走っちゃいたいんだよね」石「いやでも次の曲勢いのある曲じゃないし」田「……ああ!」この時の田村さんの表情が、ガッテン!って感じですごく良かったのです。石「ドラム、チャンポリ、ホリノブヨシ!」ホリさん立ってペコペコ。田「ホリちゃん、前出てきて喋りなよ!」ホリさんいいよと身振りで示すが田村さんはいいからいいからと自分のマイクを空けて、結局ホリさんは前に出てきて喋ります。皆さん今日は本当にありがとうございます。楽しんで帰ってください、みたいな普通なことを喋るホリさん。人の良さがにじみ出ております。石「ギターは石田ショーキチでした」過去形かよ! 石「そして我らがチャンケンバンド、ボーカルの黒沢健一大先生です」チャンケンとかチャンポリの意味がようやくわかりました。逆さに言ってるだけか(笑)
アンコール。本当にそろいのツナギで出てくるメンバー。茶色の生地にMOTORWORKSのロゴ。三人揃って後ろを向いて見せてくれました。石「どうせなら本当におそろいのツナギをMOTORWORKSブランドで作ろうかということになりまして、ツアー終わったら通信販売オンリーで発売開始します。ツアー終わったら俺らがこうアイロンプリントで頑張るから」
アンコール二回目。もう呼ばれるとは思っていなかったのか、田村さんすでに着替えかけてて慌てて出てきた様子の、おそらく私服のパンツにMOTORWORKSのTシャツ。石「あそこまでやったら普通帰るよなー」帰らないですって。アコースティックに一曲。次の曲は? 石「今年は猛暑でしたね」黒「計算が外れた。紅葉の中ドライブとかしながら聞きたいような曲を作ったのに」石「シングル発売したとき、全然暑かったよな」黒「ライブ中でも一回やった曲なんですけど、ちょっと悔いがあるみたいなんで、もう一度やらせてください」田「……おう俺は悔いがあるよ!」石「田村くんがちょっと演奏に悔いがあるみたいなので、もう一回やらせて下さい」田「いいじゃん! 良くあるじゃん。ほら、新人バンドが何度か同じ曲をやるの、ヒットシングルを……ヒットシングルでもないか」石「(笑)あの、傷えぐってますけど」田村さん、ぐさっと切腹ジェスチャー。田「いいじゃん! 気持ちよくやろうよ!」勿論こっちに文句があるわけないす。黒「はい、でもそろそろ秋っぽく寒くなってきて丁度似合う季節になってきたんじゃないかと思います」石「もうクリスマス前だぞ!」黒沢さんボケていらっしゃいます? で、Missing Piece終わって、田村さん「ありがとう」って言ってました。こっちこそありがとうだよ。ありがとう、ありがとう楽しかったおおおおお。
ラスト、石田さんと黒沢さんが並んでハけかけた瞬間、ステージに何かが投げ込まれる。なんだ?と一瞬不穏な雰囲気でしんとなる会場。石田さんが拾ってみるとそれは玩具だったようで、何か商品名を読み上げて、石田さんはそれを持って帰ってました。
さてリストバンドが売り切れて買えなかったので悔しさのあまりチャコールのTシャツを買いました。そうしたら私が強引に同行させた連れが同じTシャツを買っていました。私「あれ? CD聞いてイマイチって言ってなかった?」連れ「来てみたら楽しかった」私「またライブあったら行く?」連れ「Tシャツ買うぐらい楽しかったんだから悟れ」というわけで私はファンを増やしたみたいです。だからまたライブやってください。次のライブを楽しみにしています。
来年は1月にスピッツのアルバム、2月にGOING UNDER GROUNDのアルバムにMOTORWORKSのDVDとシングル。金は足りねどレンタルはしたくない。悩ましいところです。ああっスネオヘアーのアルバムも買わなくては。レンタル出るまで待っていたら23日のライブに間に合いません。ただでさえ年末忘年会シーズンで財布が軽い時期だってのに、幸せな悲鳴。
余談ですが、MOTORWORKSのライブは前の方でも隙間があって楽ですね。「無理! 絶対無理! 死ねる!」みたいな瞬間がなくて、ひどく押されることもなく余裕を持って跳ねていられます。でも盛り上がってないわけじゃないんだよ。なんでだろうねー、と連れにいったら「年齢層じゃない?」と言われた。そうなのか……。