RIO JAPAN製MP3プレイヤー「SU10 256MB」のレッドを購入。

http://www.rioaudio.jp/product/su10/
前々からiRiverの20GBのMP3プレイヤーは持っていたんですよ。こいつ↓
http://www.iriver.co.jp/community/column.php?H120,support,20
これは、さすがの大容量だけあって家中のCDを片端からMP3にして放り込んでもまだまだ容量がある上に、操作性もいいし液晶リモコンがたいへん使いやすいしバッテリーもそこそこ持ちがいいし、かなり気に入ってたんです。不満があるとすればデザインくらいで……これでデザインがiPod並みにカッコよかったら言うことなしなんですが。とにかくその愛用のiRiverをうっかり雨に濡らしてしまいまして、幸い保障期間内なので修理には出せるんですが、その間音楽がないのも寂しい(もうすぐスピッツGOING UNDER GROUNDのライブなのに…)だからつなぎで、容量が小さく、フラッシュタイプで音飛びしなくて、充電池ではなく通常のアルカリ電池で動くMP3プレイヤーを買おうと思い、前述のRIOを購入したわけです。正直iPod miniiPod shuffleにはかなり惹かれましたよ。やっぱりデザインはピカイチだよ奴らは。だけども、価格と、iTuneなるソフトを使わなきゃ音楽が入れられないらしいことと、何よりもバッテリーの持ちが悪いという評判もあってこちらになりました(あとヨドバシではiPod shuffleが品切れだった)ヨドバシカメラでたまっていたポイントを消費してなんと、たったの4000円強で購入。一回飲みに行ったら消える金額でこれならば不満のあろう筈がない。
さてちょっと使ってみた感触では、さすが「エントリーモデル」という売り文句だけあって操作には全く迷いません。ロクに説明書は読まなくても大体どうすればいいかわかります。USBなのでざくっとPCにさせるのも面倒くさがりの私にはなかなか良いです。ただちょっとMENUボタンが押しにくいのと、ストラップのデザインがいまいちかな……何かいいストラップ探して付けたくなりますね。まあiRiverが直ってくるまでのつなぎだから、いいか。
とりあえずライブに備えて「スーベニア」と「h.o.p.s.」あとは今私の中で熱いMOTORWORKSの「BRAND-NEW MOTORWORKS」と「1-2-3-4 MOTORWAY」、それとスネオヘアーの「フォーク」、サンボマスターの「新しき日本語ロックの光と道」、ここまで入れたところで容量がいっぱいになりました。256MBでもそこそこ入るもんです。
ここまで書いておいてなんだが、やっぱりiPod欲しくなってきた……お洒落だよねー……。でも液晶ないのは耐えられないからminiが欲しいな。

MOTORWORKS「1-2-3-4 MOTORWAY」「BLAND-NEW MOTORSHOW」

1-2-3-4 Motorway

1-2-3-4 Motorway

BRAND-NEW MOTOR SHOW [DVD]

BRAND-NEW MOTOR SHOW [DVD]

ちゃんと発売前日にゲットしたんですよ。いっつもCD購入してる新宿のHMVでさ。しかも売り場のお姉さんに「すいません、MOTORWORKSってバンドのDVD(が出ていると思うんですが)……」と言いかけただけで「はい、こちらになります」と速攻で案内してくれた、嬉しかった。あとで聞いたら、タワーレコードで購入すればカッコイイフォトフレームが特典でついてきたらしいけど、悔しくなんかないぞ。悔しくなんか、悔しくなんか……嘘、ちょっと悔しい(正直ベースで)
まずはシングル。1-2-3-4 MOTORWAYの方はライブで聴いた時よりもレトロでクラシカルな印象を受けた。ライブで聴いた時はスピード感のある曲だと思ったんだけど、実際はもう少し重厚な感じがして、これがすごく良い。特に詩が、内容はストレートなのに選ぶ言葉が退廃的で、イメージが浮かんでくるのが凄くいい。
そしてプラスティック・ソング! ライブで聴いた時から「やばいこれ私好きそうな曲じゃないの?」と思っていたけれども(多分に田村さんコーラスというポイントで点数が上がっていたのも否めないけれども)CDで聴いてみたらやっぱり良かったよ。いくつも声と言葉が重なってイメージが膨らんでくる中盤以降が特に良い。黒沢氏ボーカル石田氏コーラスは勿論申し分もないんだけど、よくよく聴くと田村コーラスがとても甘い声なんだ……言葉どおりのプラスティック、言葉どおりのプラスティック、誰かのためのプラスティック、あはははははなんか照れる(なんでだよ) そんなミーハーな戯言はさておき、非常にいい曲だと思います。この曲をライブで弾く田村さんが両足揃えてぴょこぴょこ揺れてるのがすばらしく可愛いんだよね〜。
そしてDVD。感想なんてここに書ききれるわけもございません。あの楽しかった空気がわりとそのまま忠実に詰め込まれているいいDVDだと思います。ドキュメンタリーの方は、メンバーのお互いへのコメントがすごく良かった。ホリさんは一歩引いてみんなを見守るキャラなんだなあとか、ショーキチさんはプロデューサーが身についている人なんだなあとか、黒沢さんは音楽に生きる人なんだなあ指細いなあ色白いなあとか、そして田村さんは、全く予想に違わぬそのままのコメントを皆さんから頂いていて笑っちったよ。ショーキチさんの田村さんへのコメントがいいね。存在自体がポップ、いるだけで周りを明るくする人とか、誉めすぎ誉めすぎ! でも田村さんのそういうところが好きだー。全編通して繰り返されていた、自分たちが楽しいと思うことを仲間うちで楽しくやっているだけだ、というそのスタンス。そのスタンスでこういう音楽を作ってくれるのならこれからも是非続けていってほしいんだけどな。気が向いた時だけでもいいから。あのう、あなたたちが楽しければその空気は伝播するんですよ、こっちに。私はそれを望んでいるんですよ。田村さんに「俺は楽しいんだよ文句あるか!」な空気をぶつけられるのが望むところなわけですよ。田村水かぶって低音ベースで踊り、ホリさんのリズムに乗って、黒沢さんの美声に煽られて拳振り上げて、石田コーラスと毒舌MCに酔いしれたいわけですよ。時間ないなら、新曲出さなくてもいいからライブだけでも、リーダー石田ショーキチさん、ひとつよろしくどうぞ。
ミーハーな発言をもうひとつすると、PALE ALEとThe Slideで飛び跳ねてる田村、プラスティック・ソングで揺れる田村とそのコーラス、そしてHEAT WAVEにならあと5000円でも払える。あ、あとDANCE TO GOD。あと黒沢さんと交差するみたいに揺れてる田村、ってダメだひとつじゃ収まりません。ギブアップ!

阿佐ヶ谷スパイダース「悪魔の唄」@下北沢 本多劇場

しばらく前の話になりますが、観劇してまいりました。前々から阿佐ヶ谷スパイダースは見に行きたいと思っていたけど行けていなくて、実は初めてだったのですが、いやあ面白かった!
設定自体は突拍子がない、なにしろ普通の人間が出てこない。ゾンビに幽霊、浮気者の男に頭がおかしくなってしまった女にシスコンの弟。ゾンビが人間を脅すわ、幽霊同士で銃で殺しあうわ、幽霊が人に憑依するわ。これだけ聞くとなんだそのトンデモ劇はって感じですが、全編通して、美術や小道具の素晴らしさもあってかなりの説得力があります。
笑ったりなんとなく胸がつまったり笑ったり考えさせられたり、密度がずしりと濃く全く飽きさせられないままに2時間半が過ぎました。戦争がテーマの一つとしてあるんですが、他にも人と人のすれ違いとか、どうしても分かり合えない溝とか、壊れていく何かとか、一言じゃ言えない深いさまざまなものが含まれています。なのに全く小難しくはないんだよね(ここはエンターテイメントとしてものすごく重要)役者も皆いいし演出もいい。美術にも唸らされる。見に行ってよかった。久々に退屈せず、説得力のあるお芝居を見られて大満足です。

演劇集団キャラメルボックス「TRUTH」@池袋サンシャイン劇場 観劇。

キャラメルボックスなんて見るのは一体何年ぶりでしょうか……記憶も定かじゃございませんがおそらくは高校生の頃でしょう。惑星ピスタチオやランニングシアターダッシュが大好きだった高校生時代。懐かしい戻らない若かりし日々。楽しかったなー(懐古)
私が演劇好きだと聞いた知り合いがわざわざチケットを取って声をかけてくれたので、普通ならもう見ないけれど行ってみるのもいいかなということで観劇してきました。上川隆也出るしね。ってごめん疎くて申し訳ないんだけど近江谷さんどこに消えたの! 近江谷太朗さん! OTHER MEMBERSのところにいないんですけど! 近江谷さん! 焦って検索したら2002年に退団してた。時の流れを感じます。キャラメルを面白いとあまり感じなくなってからも、なんとなくずっとあの形のままで続いていく劇団なんだと勝手に思っておりましたもので意外でした(←2年も退団を知らなかったくせに)
まずは役者。上川がやっぱり存在感ありました。劇団ショーマの川原さんが"キャラメル演技"でなくて渋くて良かった。細見さんはあまりギャグがなかったので残念だけれども、気弱で仲間思いな役を無難にこなし、カーテンコールでは非常に面白おかしいトークかましてくれたので良かった。しかし女の子がみんな同じ演技に見えるのはちょっと…坂口理恵さんキャラになるべき岡田さつきさんが今イチ弾けてないのでしょうか。初音と美緒に至っては正直同じキャラだよね。
そしてストーリー。トゥルーストゥルース連呼しすぎ、というのはおいといて、初見でまったくストーリーも知らなかったので、鏡吾が裏切ったところは正直おっ?と驚かされました。その直前の「俺に切り役をやらせてくれ!」ってあのあたりは演技だったのですか! ここでシミュレーション、弦次郎がもし「わかった……頼む鏡吾」とでも言っていようものならどうなるか。鏡吾が静止する英之助を切り倒し、やったか?と近づいて頭巾をとろうとする弦次郎も上からばっさり。鏡吾の計算はこんなところか。なるほどそりゃ演技にも力入りましょう。友人らしき関係を築いていた人間たちを裏切ることへの説得力はこの際問いませんが、それにしてもラストは多分にご都合主義に過ぎないかい? 「生きろ! 死ぬよりも辛い未来を生きろ! 英之助もそれを望んでいる」とか正直、ええっそんな陳腐な? えっそれで終わり?
……って、それがキャラメルなんだったね。忘れていた。
とか書いてますが、さまざまな突っ込みはあるものの、見に行って損をしたとは思いませんでした。久しぶりに、ものすごく懐かしい世界を見た気分。
そういえば私がSpiral Lifeを初めて知ったのはキャラメルボックスでなんだよね。プロデューサーの加藤さんがZABADAKと並んでベタ誉めしてた記憶がある。
そういえばキャラメルボックスのすごいところ、製作、加藤昌史氏。前からすごい人だとは知っていたけれど、今日行ってまたそれを思い出した。利益にならない劇団というものをきちんとビジネスとして成り立たせた人だもんな、と、今日の前説を見ながら思っていました。終わり。
久しぶりに「不思議なクリスマスのつくりかた」や「サンタクロースが歌ってくれた」が見たくなった雨の木曜日。明日も会社だ、ブルージー
とか言いながら今キャラメルボックスの細見さんのホームページを、へーこの人ブログやってたんだーとか思いながら見に行って仰天。前田綾さんとご入籍!?グレイト! あああ思い出した私前田さんのサイン持ってる……。もうずいぶん前、劇団ショーマの「けれどスクリーンいっぱいの星」を見に行った後に偶然同じお芝居を見たであろう前田さんを見かけてファンなんですサイン下さいと、何故かその時財布に入っていたキャラメルボックスの……チケットの半券にサインをしてもらいましたあああああなんて失礼な! ごめんなさい前田さん! 若気の至りなので許してやってください! でも普段芸能人の誰と誰が結婚したとか聞いても「ふーん」としか思わないのですが、このお二人ならなんだか心からおめでとうって感じですね。二人ともさっぱりしてるイメージで背も高くて、思えば思うほど似合いのカップルに思えてきました。あー驚いた。