哀愁メロメロ「ミル貝がゆく」@プーク人形劇場を観劇。

友人のご推薦により、いきなりお笑い(コント)です。
テレビにもちらちら出ていたりする人たちのようですが、うん、面白かった。ゲラゲラ笑った。四人きりなのにパワフルで、グダグダな部分もあるけど根本的にセンスのあるコント集。部長と課長や、ロッカーとナンシーとお父さんのコントが面白い。また誘われたらきっと行くでしょう。
あとこのハコは初めて行ったんだけど、あれだけ小さいのに緞帳がついてるのに驚いた。コンパクトで、なのに二階席まであって、とてもいい芝居小屋ですね。

無事帰還しました。

関西から無事帰還。明治生まれの祖母は、わりと大往生だったので、悲しさがないわけではないけれどあまり悲しみすぎるのも難しい。4年ぶりに顔を見た兄弟が太ってた。あと、最近は夜行バスでも余裕で熟睡可能な体になってきたのがひそかに嬉しい。だって夜行バス安いんだもん。これからも愛用するさ。

特撮(大槻ケンヂ)「特撮の桜3月散歩道!」@新宿LOFTに行ってきました。

ずいぶん前から楽しみにしておったのですよ。前回から新曲や新アルバムは出てないものの、特撮で盛り上がらないわけもない! 3.4列目のナッキー(ギター)側に陣取り開演を待つ途中も、やたら格闘系の映像がスクリーンに流れていて、楽しく眺めながら、こういうところがオーケンらしいなあと思う。
で、始まったライブ、結構激しいゾーンに雪崩れ込んでしまって、正直キツイときもあり、いやああ、モッシュやダイブには慣れているつもりだったんだけど(あ、でも今日はダイブなかった)ちょうど隣の人がめちゃくちゃ当たりのキツイ、気が狂ったように暴れる人でどうしようかと思った。若いっていいな。勿論こっちも盛り上がらなきゃ損なので盛り上がりますけどね。で、角度的にオーケン以外は全く見えず、その代わりオーケンはすごいはっきり見える位置だったので、ずっとオーケン見て拳振り上げてたら、オーケンに恋をする勢いでオーケンがカッコよく見えました。前までそこまでかっこいいとは思ってなかったんですが、ずっと見ていたせいだろうか(笑)いやあオーケンいいよね39歳独身。定番の曲の他にも、好きな曲「うさぎ」「ロードムービー」やってくれたのは嬉しかったんだけど「ロードムービー」がえらく音が悪かった。ちょっと悔いが残る。あと、「友よ」とか「湘南チェーンソー」とか「デス・ピアノ・デス」が聞きたかったけどやらなくて残念。ところで竜ちゃん、特撮加入しちゃえばいいのに。

劇団四季「アンチゴーヌ」@自由劇場を観劇。

私は日頃から小劇場系の演劇を好んで見るほうで、劇団四季を見るのはほんの二回目。前回見たのは「李香蘭」 それがイマイチ感動しなかったのでずっと見ていなかったのだけど、今回、チケットが半額になるという連絡が入ったので行ってきた。が、しかし、古代ギリシャの重々しい雰囲気を出すためか知らないけれど照明が暗くて見づらく、さらに舞台に動きがなくて参る。自由劇場というのは、劇団四季の所有劇場の中でもかなり小さめで、それもあってか歌や踊りは全くないお芝居で、なにしろ本当に動きがないし、役者の台詞のやりとりにもやたらと装飾が多い、とうとう後半アンチゴーヌと王様クレモンが「お前を助けたいんだ」「いいえ、あなたは私を殺さなければならない」のやりとりをするあたりでぐったりとなってしまった。こういうギリシャ悲劇というのは、いろいろ文化の壁もあってどう楽しめばいいのかわからない部分もそもそもあるのだが、それでもなんとなくすごいぞと納得させてくれるものもなく、正直辛い2時間だった。
でもライオン・キングかCATSは一度は見に行ってみたいんだよね。

転職

3月末で現在の会社を辞め、次の会社に4月1日から移ることになったのですが、次の業界が大変不安定な業界で、自分で選んだこととはいえ不安になったりします。だけど今日、一応送別会のような雰囲気で飲みに行った時に、いろんな人の話を聞いていると、月並みですが、本当に人生は人の数だけ色々あって、どれが正解とかもわからなくて、結局死ぬ瞬間まで自分の人生が正しかったのかなんてわからない。だとしたら人間は正解も不正解もなく、ただ自分が選んだ道を歩んでいって最後に死ぬしかないものなと思います。ですんで次の職場では、徹夜上等、やれるとこまでやっていこうと思います。このブログも、更新できなくなるかもしれないし、演劇やライブなんて見に行く暇も金もなかったりするかもしれないけど、自分一人で誰にも頼らず迷惑をかけず生きていけるなら、それで十分です。
運命はいくつもある。(by車谷浩司

いくえみ綾「かの人や月」1、2巻

かの人や月 1 (マーガレットコミックス)

かの人や月 1 (マーガレットコミックス)

かの人や月 2 (マーガレットコミックス)

かの人や月 2 (マーガレットコミックス)

前から気になりつつ読んでいなかったのが、2巻が出ていたので紀伊国屋でまとめて購入。読みました。毎度のことながらこの人の話は男の子が可愛くてたまりませんです。特に、顕兄さんの話はすごい良いと思います。こういう、ちょっと冷たいけど優しい男の人と、その人を好きな女の子の話ってのは良いです。ひとりでいるのはさびしい。この年齢になると、ふとそう思う気持ちがわかる。谷川俊太郎の、青い空を見つめていると、どこかに帰るところがありそうな気がするという詩を何故か思い出すのです(ただしうろ覚え)だけどどうしょうもなく一人が気楽なのも事実なのです、困ったもんだ。