2004-01-01から1年間の記事一覧

松岡圭祐「イリュージョン:マジシャン第Ⅱ幕」を読む。

本屋のおねーさんに騙された。いやおねえさんは悪くない。この本の裏面説明文に惹かれ、おねえさんに「第Ⅰ幕はあるんでしょうか?」と聞いたところおねえさん、親切に検索してくれて「ありません。第Ⅱ幕というのはタイトルの一部じゃないでしょうか」とのこ…

原作/大場つぐみ、漫画/小畑健「デスノート」4巻を読む。

やっとジャンプで読み始めた内容に追いつきました。 いやー、初めから疑われていたとはいえ、たった5%の疑惑(まあ口ではそう言っていてもLはライトを相当疑っていましたが)をアホな行動によってぶち壊し、疑惑を決定的なものにしたミサ。ライトがキラだと…

庭劇団ペニノ「黒いOL」を見る。

日曜日に芝居を見てきました。 前評判どおり、野外の会場に掘っ立て小屋、めちゃくちゃ縦長な舞台にありえない舞台装置、水、双眼鏡、偽胸、電光掲示板、そして芝居の内容。全てが非常に”新しい”。はじめて見ました、こんなもの。面白いか面白くないかと問わ…

手塚治虫「ミッドナイト」1巻を読む。

最近はこういう文庫版が多くてよいですね。なつかしの漫画が手軽に読める。でも自分が子供の頃(小学生とかの頃)夢中になって読んでいた漫画が普通に文庫化されていると年月を感じてふと寂しくなります。ここはグリーン・ウッドとか、もう一度読みたいなあ…

米本和弘「カルトの子 −心を盗まれた家族−」を読む。

宗教にハマってしまった人(カルトの人)たちの気持ちを考察したり、彼らが起こした事件を中心とした本はたくさんあるけども、そういったカルトな親を持ってしまった子供たちのことを綴った本というのはあまりない、ということでその子たちを取り上げた本。 …

サイゾーの石田ショーキチ@MOTORWORKSの記事を読む。

記事を読んでいると、ショーキチさん色々あったんだろうなあ、としみじみ思う。音楽が仕事になってしまって面白くないというのはさぞかし苦痛でしょう。MOTORWORKSはライブを見ても非常に楽しそうなので今のところそんなことはないでしょうが、これからもあ…

はてなダイアリー市民

GOING UNDER GROUNDの紹介がちょっと古いんです。 一つ前のハートビートや最新シングルのサンキュー、アルバムのハートビートとか載ってないんです。暇つぶしに更新しようかと思ったら、キーワードの更新ははてなダイアリー市民しか出来ませんと言われてしま…

PE’Z「スズ虫」を聴く。

こないだ横浜で演奏を聴いた時によかったので、新作でしたが借りてきました。 ピアノの人がすごく印象的だったのですが、どうやら椎名林檎の「東京事変」でもキーボードを弾いている人のようです。ライブを見に行った時も思いましたが問答無用の実力派ですね…

原チャリの左ミラーが!!

とれました……壊れました! マジか! ただでさえ一度バッテリーやっちゃって、セル始動出来なくて毎回キックで動かしてるのに、これ以上ボロボロにならないで下さいよマイ愛用原チャリ(泣) とれたものは仕方ない。行けるとこまで行ってみよう。左ミラーが取…

メレンゲ「サーチライト」を聴く。

GOING UNDER GROUNDのライブ友達が非常に良いよと会う度勧めてくるのでレンタルしてみました。 なるほど! という感じ。 確かにゴーイングと通じるものがあるね。ゴーイングが青春の青臭い切なさを歌うとしたらメレンゲは透明な焦燥感を歌っている感じとでも…

時雨沢恵一「キノの旅 Ⅷ」を読む。

私の今現在のライトノベルイチオシ作家です。これをファンタジーと言い切ってよいものか。ライトノベル特有の空気が嫌いって人も抵抗なく読めるのではないかと私は思っていますがどうでしょう。 いつものことだけどこのキノとエルメスの淡白さがいい。主人公…

MOTORWORKS「BRAND-NEW MOTOR SHOW」@東京LIQUIDROOM ebisu 行って来ました。

当然のように田村前に陣取った私ですが、まあまあとにかくまずは一言。 田村男前!!! 田村を二時間見続けていて田村に惚れないやつはおらんでしょう!(興奮)とにかくやんちゃでワイルドで男前で、そのくせ常時ものすごい満面の笑顔で本当に楽しそうなの…

江國香織

江國香織は好きなのに、これら村上春樹とか盛田隆二さんがあまり響いてこなかったのは何故だろう。女性視点と男性視点だからかなあ。江國さんの小説はさらっと不思議な雰囲気なのに、どこか生活感があるのでそこが好きなのかもしれない。ちなみに江國さんで…

盛田隆二「サウダージ」

ポルノグラフィティの同タイトルの歌が好きだったのでなんとなく本屋でタイトル買いをしてみたんですが、特に何の印象も残らなかったです。裕一の派遣会社の仕事のくだりはなんとなく面白かったな。 垣根涼介さんの同タイトルの本が気になる。

村上春樹「ノルウェイの森」(上)(下)を読む。

驚くべきことに村上春樹を読んだことがなかったんです。食わず嫌いだったのです。なんとなく面白そうと思えなくてですね。 だけど、渋谷のTSUTAYAの文庫本のところのポップに「これさえ読んでおけば村上春樹を読んだと一応言えるのではないでしょうか」みた…

GOING UNDER GROUNDファンクラブイベント「TAMARIBA vol.2」@Blue Jay Way

行ってきました。待ちに待ったタマリバの日です。 松本素生さんの総合司会により、終始ゆるい感じで進行。 メンバー一人一人ともものすごい至近距離で普通に会話して、本当にこの人たちはテレビに映っちゃったりしてる人なのかしらと錯覚することも多々あり…

PE’Zライブ@Motion Blue yokohama in 横浜赤レンガ倉庫

誘われたので行って来ました。 台風のせいでひどい雨でしたが、雨はさほど嫌いではありません。 PE’Zライブを見るのは二回目。初めては今年の1月の青春メッセージという番組の公開録画で、場所はNHKホールでした。あの時は二階席だったこともあり、興味もな…

若木未生「グラスハート」

何故かやたらと読みたくなって学生時代の文庫を引っ張り出して読み返しています。高岡尚が男前で、こんな人が側にいたら人生狂わされてもいいとまで思います。後半になるにつれ西条が傲慢な女になっているのが残念でなりません。はじめはあんなに男前でカッ…

MOTORWORKS「BLAND-NEW MOTOR WORKS」を聞く

私の大好きなスピッツのベース田村さん所属、SPIRAL LIFEの石田小吉さんプロデュース"百戦錬磨の新人バンド" MOTORWORKSの1stアルバムいよいよ発売です。これは企画バンドなのか本気バンドなのか、果たして2ndの発売はあるのか? なんてことはさておき、ご祝…

転職活動

転職活動をしているのですが、ちょうど現職が下期に向けてのセミナー・展示会の準備等で忙しくてなかなか進みません。ていうかほとんど何もしてません。あーあ。 果たして転職コンサルタントの人に話した自己分析は合っているのか。見得が入って、本当にやり…

松尾スズキ「大人失格 −子供に生まれてスミマセン−」を読む。

面白い。終わり。 やばい、巻末の解説と同じネタじゃないか(笑) 別に松尾スズキ自身はこの本を読んだ読者が「面白い」以外の感想を抱くことを期待はしてないと思うが、一つだけ印象に残ったのは「バックファイヤー型ナルシシズム」という言葉であることを…

GOING UNDER GROUND新曲「サンキュー」聴きました。

青春のせつなさにひたりたいときは彼らを聞くに限ります。 メロディーはものすごく綺麗ですが、歌詞はそんなに深いことを言ってるわけでもないし泣けるわけでもない。むしろ、心が荒んでいる時に聞くと、語彙が少ないな、とか、何青臭いことを言っているのだ…

ZABADAK「Pieces Of The Moon」を聴く。

先日カラオケに行った際、不意に歌いたくなって「遠い音楽」を入れたら一部分歌えない部分があったことに大きなショックを受けたので借りてきました この人たちの音楽は普遍性を持っている。流行とはまるで関係ない道筋を歩いている。流れ行く流行(はやり)…

ポルノグラフィティ

本屋でFM802 15thアニバーサリーの雑誌を立ち読みしていたら、ポルノグラフィティが2人組になったことを知りました。びっくりだ。いつのまに、何故? ベーシストが辞めると言えばとっさに思い出すのはウルフルズのジョン・B・チョッパー。「ええねん」で復活…

森生まさみ「ミモザでサラダ」を読む。

……なんといいますかー。趣味に走っているなあ(笑) コンクリートノイズみたいなのもう一度書いてほしいなあ。羊たちは何を見たとかそういう系統のものを。おまけの小林くんは好きだけど、あまりほのぼのして恋に走りすぎるとこの人はクオリティが落ちる気が…

いくえみ綾「THE BEST 2 - FANTASTIC長編セレクション」を読む。

この人の書く男の人は、毎回毎回かわいいなあ!

石田衣良「娼年」を読む。

これは文庫。 欲望の形を様々描かれるのはなんとなく他人の生活を無粋に覗き見てる気分。 石田さんは、相田みつをとは違った形の「みんな違ってみんないい」精神の持ち主なのかもしれません。ちなみに私はみつおは好きではありませんが、石田さんは好きです。

石田衣良「池袋ウエストゲートパークⅣ 電子の星」を読む。

普段あまりハードカバーは買わないのだけど、本屋をふらついていた時に目に付いてつい買ってしまう。考えてみると私は、石田衣良はついハードカバーを購入してしまう確率が高いな。「4TEEN」も「LAST」も買ってしまったし。他にハードで買ったことがあるのは…

劇団鹿殺し「愛卍情」を見る。

久しぶりの芝居。もっともっと芝居を見たいとは思うけど、芝居は当たり外れが大きく、本のようにジャケ買い(?)みたいなことをするには値段の観点からも多少リスクが大きいので、元から好きな人や劇団、知り合いの人が出てるもの、知り合いに勧められたも…

スティーブン・キング「幸運の25セント硬貨」を読む。

文庫、帯のあおり文句「ホラーだけだと思ったら大間違い!」 あの……どれもこれも十分ホラーに読めるんですが嘘ですかそうですか(泣)スティーブン・キングで一番好きなのはいまだに、刑務所のリタ・ヘイワース(ショーシャンクの空に、として映画化されたも…